劣化したタイル外壁のクリア塗装を、下地を傷めず、環境に優しくリセット。
アスワンテックのタイルクリア塗膜剥離工法は、劣化したタイル外壁のクリア塗装を、下地を傷めず環境に配慮しながら除去する工法です。
十数年前、タイル外壁の美観維持と保護のために「クリア塗装」が流行しました。しかし、時間の経過とともに多くの現場で深刻な問題が顕在化しています。
かつて推奨されたクリア塗装は、現在「白濁」と「剥がれ」という末期症状を招いています。紫外線劣化により表面が粉を吹く**「白濁(チョーキング)」**は、タイルの彩度を奪い建物の印象を著しく老朽化させます。
さらに進行すると、付着力を失った塗膜が鱗状に浮き上がる**「剥がれ」**へと発展。その隙間に雨水や排ガス、カビが侵入して固定されると、通常の洗浄では落とせない頑固な汚れとなります。これらは放置すればタイル剥落など重大な構造リスクに繋がるため、資産価値維持のためには一刻も早い「塗膜のリセット」が必要です。
従来の物理的・化学的な手法では、タイルそのものを痛めたり、周辺環境への悪影響が避けられませんでした。
サンダーや電動工具を用いたケレン作業は、塗膜だけでなくタイル表面まで削り取ってしまいます。一度傷ついたタイルの質感は元に戻らず、建物の資産価値を大きく毀損させます。
従来の強力な溶剤系剥離剤は、塗膜を溶解(ドロドロに)させるため回収が極めて困難です。また、強烈な揮発臭が発生し、マンション居住者や近隣への二次公害が深刻な課題となります。
反応時間が不安定で何度も塗布・ケレンを繰り返す必要があり、人件費と工期が膨らみます。複雑な養生や粉塵対策も必須となり、トータルの修繕コストが想定を上回る要因となります。
「力」で削るのではなく、「科学」で軟らかくし、「温水」で優しく洗う。下地調整の常識を変える新機軸の工法です。
塗膜内部まで薬剤を浸透させ塗膜を軟化・膨潤させます。
内部まで浸透し軟化した塗膜を、最適な温度に管理された高圧温水で一気に剥ぎ取ります。
剥離された塗膜は辺状になるため、溶解させずに確実に回収。排水は低PH値の為環境にも優しく、周辺環境への汚濁拡散を防ぎます。
劣化したクリア塗膜のみを除去し、健全なタイル面を露出させます。
塗膜が白濁し、タイルの色がくすんで見える状態
塗膜を完全に除去。タイル本来の鮮やかな発色が復活
赤いタイルは特に白濁が目立つ
白濁を除去したことにより新品のような風合いに
タイル自体の色が薄めでも白濁が目立つ
表面の白濁が消え、本来の色味を取り戻した状態
研磨による物理的な除去はタイルを削り、価値を下げてしまいます。本工法は「剥がす」ため、建築当時の輝きを取り戻します。
生分解性の軟化剤を使用。居住者様がいるマンションや近隣と密接した現場でも安心して施工が可能です。
高い剥離効率により、工期を大幅に短縮。粉塵も少なく、付帯作業コストを最小限に抑えられます。
| 比較項目 | 従来工法(研磨・溶剤) | 【タイルクリア塗膜剥離工法】 |
|---|---|---|
| 下地タイルへの影響 | × タイルを傷つけるリスク大 | ◯ 下地を傷めず剥離 |
| 施工時の環境負担 | × 粉塵飛散・強い溶剤臭 | ◯ 粉塵なし・環境配慮 |
| 廃棄物の回収しやすさ | × 溶解するため困難 | ◯ 辺状・シート状で容易 |
| 総合的な施工効率 | × 手作業が多く工期が長い | ◯ 温水洗浄により極めて高速 |
クリア塗装の劣化具合は現場ごとに千差万別です。
弊社では、実際の壁面を用いたテスト施工を実施し、最適なプランをご提案いたします。
建物の資産価値を守り、次世代へつなぐ修繕を、ここから始めませんか。
※現地調査から最適な剥離方法の提案まで、専門スタッフが丁寧に対応いたします。